高校生ひき逃げ事件で実刑判決  松山市の元飲食店店員、岡本葵被

 ことし2月、松山市で酒を飲んだ状態で車を運転して女子高校生をはね、一時意識不明の重体にさせその場から走り去ったとしてひき逃げなどの罪に問われている20歳の女に、松山地方裁判所は「飲酒して車を運転した極めて危険な行為だ」として、懲役2年10か月の実刑判決を言い渡しました。
 松山市の元飲食店店員、岡本葵被告(20)は、ことし2月、松山市立花の交差点で酒を飲んで軽乗用車を運転し、自転車の女子高校生をはね、一時意識不明の重体にさせそのまま走り去ったとして、危険運転傷害とひき逃げの罪に問われています。
 裁判で、検察側は岡本被告に懲役4年6か月を求刑したのに対し、弁護側は「深く反省している」として情状酌量を求めていました。
 13日の判決で、松山地方裁判所の日野浩一郎裁判官は、「飲酒していながら安易に車の運転を始め、前方不注意の状態で交差点に進入した行為は極めて危険である」と指摘した上で、「被害者の負った頭部への傷害は重く、肉体的、精神的苦痛は計り知れない」と述べ、岡本被告に懲役2年10か月の実刑判決を言い渡しました。
 また、飲酒運転を知りながら岡本被告に車を貸したとして道路交通法違反などの罪に問われている交際相手の松島由仁被告(21)には、「酔っていることを知りながら運転させた意思決定は厳しい非難に値する。いっぽうで、社会の中で更生をはかるのが相当だ」などとして、懲役1年、執行猶予4年を言い渡しました。

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